その他health

予防接種Vaccination

保育保健における予防接種

ヒブ
ヒブワクチン導入前の日本では、年間約600人が重いヒブ感染症である細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)にかかり、2-5%が亡くなり、脳の障害が約30%の子どもさんに残っていました。
2008年から日本でも接種できるようになり、2013年4月から定期接種となり、2014年からは1道9県の調査ではゼロになりました。
生後2か月になったらできるだけ早く接種を受けましょう。
同時に、小児用肺炎球菌ワクチン(定期)、B型火炎(定期)、ロタウイルスワクチン(任意)の接種もセットで受けるよう心がけましょう。
4週ごとに3回、1歳をこえて1回合計4回接種します。
小児用肺炎球菌
小児用肺炎球菌ワクチン導入前の日本では肺炎球菌による細菌性髄膜炎は年間約200人くらい発生し、細菌性髄膜炎では、7~10%が亡くなり、重い後遺症が30~40%に残りました。
菌血症はワクチン導入前、年間約18,000人の子どもが菌血症にかかり、入院したり、菌血症から細菌性髄膜炎などになることがありました。
2010年2月に小児用肺炎球菌ワクチンが接種できるようになり、2013年4月から定期接種になり、2014年から約3分の1になりました。
ヒブワクチン同様、生後2か月になったらできるだけ早く接種を受けましょう。
ヒブワクチンと同様、4週ごとに3回、1歳をこえて1回合計4回接種します。
B型肝炎
B型肝炎ウイルスは、体に入ると肝炎をおこし、長く肝臓にすみついて(慢性化・キャリア化)、肝硬変や肝臓がんをおこします。
毎年約2万人がかかっています。
非常に感染力が強いウイルスで、感染経路はB型肝炎を持った母親からの分娩の時に子どもにうつったり(母子感染)、父親や家族や友人、ウイルスに汚染された血液の輸血や性行為などでの感染(水平感染)が知られています。
しかし原因不明のこともよくあります。
感染の機会にであう前にワクチンで予防しましょう。
2016年10月から定期接種になりました。
1歳までに合計3回接種します。
ロタウイルス
ロタウイルス胃腸炎は水のような下痢が何回も続き、それに嘔吐が伴います。
体から水分と塩分が失われていき、脱水症をおこします。
日本で毎年80万人が外来を受診し、8万人が入院、約10人が亡くなります。

脱水症だけでなく、繰り返すけいれんや脳炎(毎年約40人)や重い腎障害など重い合併症もおこします。
初回接種をできれば生後2か月の誕生日、遅くとも生後3か月半過ぎ(生後14週6日)までに受けるようにしましょう。
ごくまれですが年長児で接種すると腸重積を起こすことがあるためです。
多くの子どもさんが接種されていますが、現在、まだ任意接種です。
2回接種と3回接種のワクチンがあります。
四種混合
ジフテリア、百日咳、破傷風と不活化ポリオの4週類のワクチンが混じったワクチンです。
どの病気も乳幼児がかかると重症化したり、重い後遺症が残ったり、亡くなる病気です。
生後3か月になったら、ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンとセットで接種しましょう。
定期接種です。
4週ごとに3回、1歳こえて1回接種します。
BCG
乳幼児の結核性髄膜炎や重症の肺結核を予防するために接種します。
定期接種です。
5か月ごろに接種します。
MR
(麻しん・風しん)
麻しんは大変重症な病気で、脳炎や重症の肺炎で1000人に1人が亡くなる病気です。
風しんは妊婦さんがかかると難聴、白内障、心臓病、精神運動発達遅滞などをもった先天性風しん症候群の子どもさんがうまれることがあります。
1歳のときと年長さんの時の2回接種します。
水痘
(みずぼうそう)
水痘は皮膚に破れやすいうすい膜の水疱ができ、5−6日登園できなくなります。
日本でも、約3,000人が重症化して入院し、10人以上が亡くなっています。
特に重症になりやすいのは、1歳前、7~10歳以上、アトピー性皮膚炎など皮膚の病気のある人などですが、免疫が低下している子どもさんやおとなでは亡くなることがあります。
2014年10月から定期接種です。
1歳と1歳6か月ごろの2回接種します。
おたふくかぜ
両方、または片方の耳下腺がはれてきます。
合併症で、無菌性髄膜炎が約50人に1人の割合で起こります。
これを発症すると強い頭痛を訴え、嘔吐することもあります。
また一生治らない重度の難聴が約1,000人に1人の割合でおこり、年間700人くらいがかかっていると推定されています。
任意接種ですが、1歳のときと年長さんの時の2回接種します。
日本脳炎
日本脳炎にかかった豚の血をすった蚊にさされるとかかります。
日本だけでなく、中国、台湾、東南アジア、インドなどに広がる病気で、多くの国ではワクチンを接種されています。
日本脳炎ウイルスに感染すると約100~1,000人に1人が脳炎を発症し、そのうち15%ほどが亡くなるといわれています。
日本ではワクチンをしている人が多いので発症する人はそれほど多くはありません。
一般的には3歳から接種を開始しますが、最近、1歳未満の子どもさんが日本脳炎にかかったこともあり、6か月から接種することもできます。
どちらを選んでも定期接種です。
園児の時に3回、9-12歳でもう1回接種します。
インフルエンザ
約1~4日の潜伏期の後でまず高熱が出て、だるさ、のどの痛み、頭痛などの症状がでます。
必ずしもせきや鼻水がひどくなるわけではありません。
頭痛や腹痛などの症状が出ることもあります。
熱は4~5日続いて、気管支炎や肺炎をはじめとする合併症がおこることがよくあります。
日本の子どもの脳炎の最大の原因で、毎年200~500人が脳炎になっています。
異常行動や脳炎・脳症:熱が出てから約2日の間におこりやすくなります。
いろいろな治療法を行っても、死亡や脳障害の後遺症が残る場合が多くみられます。
飛び降りなどの危険な行動を起こす可能性があるので、熱が出てから2~3日間は、家族などがそばについて子どもの行動を監視した方がいいでしょう。
園児では毎シーズン2週間以上あけて2回接種します。
任意接種です。

予防接種スケジュール

日本小児科学会の新しい予防接種スケジュール表です。予防接種スケジュールは日本小児科学会のスケジュールを参考にされてください。

予防接種歴調査票の見直し

日本小児科学会の予防接種スケジュール表には接種歴調査票も入っています。Hib(ヘモフィルス・インフルエンザ菌B型)ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、水痘ワクチンが定期接種化され、予防接種のスケジュールが大きく変更されています。保育園での予防接種歴調査票も見直してみましょう。

予防接種の保護者向け勧奨表

<予防接種の効果も伝えてください>

2013年、Hib髄膜炎は年間約600人発症していましたが2%以下に減少し、肺炎球菌髄膜炎も39%に減少していました。肺炎や中耳炎なども大きく減少しています。

<4回目の追加接種は60%と低下>

1歳をすぎてから守ってくれるのは追加接種です。忘れず勧めましょう!

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